これで不安解消!ブランクを経て働く看護師へのアドバイス
多くの病院で慢性的な人材不足が続いており、その分現場で働く看護師への不可が大きくなっている現状があります。近い将来看護師の多くは疲弊してやりがいを失ってしまいます。退職する看護師が増えれば、看護の質は低下し医療の安全性すら脅かされてしまう可能性があります。人材不足で求人数が増えることは、ブランクのある看護師にとってはありがたいことです。近年では家庭と仕事の両立を考える看護師が多いため、ワークライフバランスを考える機会も多いものです。ただ、復職後の職場で負担が大きく、モチベーションを保てなくなるほどの激務となってしまっては元も子もありません。ワークライフバランス支援策を活用して、不安のない自分らしい生活を目指しましょう。
日本看護協会では、パートタイムと同じく1日5時間勤務の短時間勤務制度を導入しています。短時間勤務でも正社員扱いですので、福利厚生や教育制度を受けることができます。また、既存のスタイルにこだわらず、独自の勤務形態を導入する医療機関も増えてきていますので多様な働き方ができるように変わってきている風潮があります。職員が働きやすい職場環境にすることが人材の確保に繋がるという考えです。
2013年に「看護師の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」が公表されたことで、確実に以前よりも看護師が働きやすい職場になっていることは間違いありません。ただ、まだまだ改善の余地はありますので、復職後に気になる点は現場からの意見を積極的に協会に打ち上げていきましょう。